オリーブは常緑樹
オリーブは、モクセイ科の常緑樹です。金木犀(キンモクセイ)のように小さな花がたくさん咲きますが、金木犀のように匂いはありません。モクセイ科で唯一実を食べることができる植物です。
人類の歴史と共に
オリーブの栽培の歴史は古く、紀元前の何千年も前から栽培されていました。原産地は、中東です。紀元前16世紀頃には、フェニキア人により地中海沿岸に広がり、ギリシャに広がりさらにローマ帝国へと伝播しました。ローマ帝国では占領地に植民のためのオリーブ栽培を進めました。
古代ギリシア医学の祖ヒポクラテス がオリーブオイルを「偉大なる医薬」と称したように、オリーブオイルは古代から健康に役立つオイルとして伝えれられてきています。
”オリーブの力”はウェルネスに役立つ
オリーブには、その実や葉からオリーブ固有のポリフェノール類が発見されており、これらは健康や美容に効果があると言われ、医薬品への応用研究も進んでいます。
オリーブを育て地球もウェルネス
1リットルのオリーブオイルを作る時オリーブの木や土壌に吸収される二酸化炭素CO2の量は、オリーブイルを作る工程で排出される二酸化炭素の量よりもはるかに多いことが、最近の多くの研究で分かってきました。植物の二酸化炭素吸収量が地球規模で本当に増加しているかはまだ正確な答えが出ていませんが、イタリア、スペイン、米国などのオリーブ栽培国では、常緑樹で葉が多いオリーブに着目した研究が進んでいます。
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